Palm Springs Air Museum Annual Memorial Day Flower Drop & Air Fair 2018

概要

毎年Memorial Day(アメリカの祝日、戦没将兵追悼記念日、5月最終月曜日)に、Palm Springsの航空博物館であるイベントです。博物館収蔵の大戦機のデモ飛行、ベテラン(退役軍人)の方のスピーチ、そして大戦機(爆撃機)からのフラワードロップが行われます。

博物館が隣接するPalm Springs国際空港は、小さいながらもアメリカ、カナダ各地を結ぶ定期便や、プライベート機が発着し、大戦機とのコラボレーションも楽しめます。

Alaska航空 Boeing100周年記念スぺマ 奥には特徴的な外観のターミナル

UALのA319と大戦機のコラボ

行き方

ロサンジェルスからはI-10一本で110マイルです。空いていれば1時間40分。祝日ですが、往路は空いていると思います。アーバインからは、CA-55~CA-91~CA-60~I-10です。面倒くさければ、CA-241(有料道路)でCA-91に抜ければ1時間30分程度です。

祝日なので、帰りは渋滞を覚悟してください。イベント直後に帰らず、パームスプリングスを満喫してから夜に帰るといいかもしれません。僕は、I-10からCA-60までべったり渋滞で、3時間近くかかりました。

駐車場は、博物館の駐車場に加えて、隣接地も臨時駐車場として開放しているので、入れないことはないと思います。

博物館正面、昨年訪問した際に撮りました。普段はとても静かです。

入場料

普段と同じく博物館の入館料(大人17USD)が必要です。現地で現金、またはクレジットカードで支払えます。また、年会員にお得に入れる受付もしていました。

カメラ、持ち物

特に制限はありません。セキュリティはあったかな?忘れました。その程度の緩さです。

本格的な一眼レフ、望遠の方々も若干名おられます。僕は様子がわからなかったので、D500に18-300のお手軽ズームで行きましたが、来年は望遠持っていきます。あと、椅子も持って行った方がいいです。

この飛行機の下で撮影していました 砂漠の真ん中の博物館、暑さ対策は万全に

パフォーマー

B-25 Pacific Princess、C-47、P-51 Mustang、P-63 King Cobra、T-28

今年は特別ゲストにConsolidated PB4Y-2 VULTEEがフェニックスから参戦、Flower Dropを務めました。普通は、B-25の役目のようです。

イベントスケジュール

10時 開場

C-47、P-51 Mustang、P-63 King Cobra、T-28がデモ飛行兼遊覧飛行

そうなんです、お金を出せばだれでも大戦機に乗せてもらえます。そこそこしますが、日本では体験できないですね。C-47でしたら200ドルしません。ちなみに、これは博物館の運営資金になります。

DC-3の軍用型C-47、遊覧飛行のお客様を載せて飛びます

AT-6 テキサン あと一機いました、大量生産された比較的新しい練習機なので、沢山います

P-63 King Cobra 現存するフライアブルな機体は5機だそうです

博物館の顔 P-51 Mustang Bunny 赤い尾翼がかっこいいですね

T-28トロージャン よくローカルのエアショーで見かける機体です

グラマン FM-2 F4Fトムキャットの艦載機版


1時 フラワードロップと大戦機デモフライト

国歌斉唱、スピーチセレモニーを経て、パフォーマー全てが離陸。博物館の周りを数回旋回後、PB4Y-2が博物館上空でカーネーションを投下します。民間機も離発着する空港をローパスするデモ飛行はなかなか見応えがありますよ。

南の山脈をバックにアプローチ

FM-2、B-25、P-51、P-63

フレーミングみすりましたが、なかなかかっこいいですよね

PB4Y-2が投下体制に入りました

パッカーン!!みんなお花を持って帰ります


フラワードロップが終わると、潮が引くように人がいなくなります。今年は、PB4Y-2が異例の機動飛行を。地元のスポッターも驚いていました。

南から回り込んで、、、

管制塔をかすめて、、、コーヒー溢してない?

ホームのアリゾナへ帰投していきました!


3時でイベントは終了。博物館は5時閉館です。

In-N-Out Burgerの移動販売車をはじめ、軽食の販売がありますので、10時の開場か昼前にくらいまでに来られて、外の展示や食事、飛行機の撮影を楽しんだ後、フラワードロップと機動飛行撮影、そして、博物館見学っていうのがいいと思います。一日中、楽しめます。

アメリカの文化にも触れられるお勧めのイベントです。

撮影ヒント

砂漠地帯なので、風が吹くと砂が舞い上がり視程が悪くなります。この日は、たまたま無風でした。

博物館の南側の屋外展示エリアは少し小高くなっており、フェンスが気になりません。人も少ないです。ただ、フラワードロップの際は、展示機が邪魔になります。来年は、ドロップの時だけ、中央エリアに参戦するか、飛行機の翼が邪魔にならないポジショニングが必要です。

午前中は順光ですが、午後からはトップかつ少し光線が悪くなります


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